2019年07月17日

GAPって知ってますか?

今日、寺田農園で上神谷を元気にしたいという人と、それを応援したいという人達が集まり話し合いました。
皆さん若くてパワーを感じました。うらやましいです・・・・
増田 靖さんのFBより、上神谷応援団 結成だそうです。
そんな中で今日は新しい知識を入手しました。
皆さん、GAP(GoodAgricuituralPractice)聞いたことがありますか?
農林水産省曰く、農産物(食品)の安全を確保し、より良い農業経営を実現する取り組み!だそうです。
恥ずかしながらこれだけを聞いて、無農薬農法と思い込んでしまっていました。
今日の耳情報では、寺田ファームが行う食品安全、環境保全、労働安全、経営管理他への取り組みを、半年から一年かけて申請し、GAP農家の認定を受けるというもので、単純な無農薬農法と言ったような簡単なことでは無かったんです。勿論費用も相当必要と言う事でした・・・
寺田ファームの取り組みがどの様に安全かなどを審査し、より良い農業経営を実現する事なのですが。
GAPは以前より進められていたプロジェクトだそうですが、今回オリンピックが開催されることで一躍脚光を浴びることになったそうです。
今日まで日本の水道水や食品は、世界と比べても安全な方だと思っていました。しかし今回のオリンピックアスリートにとって最も摂取してはならないのがチッソ(硝酸態チッソ)で、日本では安全な農薬として使用されたものが水道水にまで悪影響を及ぼしていると言われています。
何が悪いの?と思ってしまうのですが、食材を美味しく食べてそのミネラルを血液が体中に運びます。しかしチッソが多く含まれる食材では血中に含まれることで簡単に言えば酸欠状態を起こすのだそうです。
一般人ならまだしも、100分の1秒を争う選手にとっては大変な問題です。
ヨーロッパやアメリカなどスポーツ科学先進国では、東京オリンピックに自国の厳選した食材を持参するそうです。勿論、日本のアスリートも同様です。(物知り都知事は分ってはるんやろか?)
そこで日本でもGAPを奨励して、世界に通じる安心安全な食品をと言う事に・・・
寺田さんの農法だけを見れは問題なくクリアするが、審査の対象が様々で苦労しそう・・だそうです。
イオングループなど大手もGAP申請を進めており、大手スーパーやコストコなどの食材の方が道の駅より安心安全な食材になる日も間近と言われていました。
孫のためにも、もう一寸勉強してみます・・・お休みなさい
因みに http://gap.maff.go.jp/上神谷応援団.JPG

悩み事が解決できそう

堺市のJAからの一本も電話で一気に悩み事が解消しそう( ^ω^)・・・Mr.Shida 感謝!
大阪府では酒米の認定が無いと聞いていて、品種で山田錦を品名で上神谷を名乗るには無理があると理解していました。
今日の電話では、再確認していただいたところ山田錦の認定はされており、私たちの酒米も今まで通り、山田錦として酒米検定を受けることができると言う事です。
その際、品名として堺の酒米「にわだに」と表記するのは自由・・・・
確かに高額で山田錦の種籾を購入しましたが、認定書も無い中で大阪の山田錦と表記していることを、ずっと気にしていました・・・これで梅雨がいち早く晴れた気分です。
今年の山田錦「にわだに」も、日照不足のわりには順調です。
今年の酒米「にわだに」.jpg
posted by 上神谷 at 01:46| Comment(0) | 日記

2019年07月10日

今の悩み事

現状の清酒上神谷は、堺市南部の中間山間地 上神谷で収穫した山田錦を100%使用していますと表記しています。
この山田錦は、私が4年前に入手した阿波徳島の山田錦の種籾を寺田氏にお願いして栽培したものなのです。
勿論、山田錦としての価格をお支払して入手したものです。
その後判明した事実で、入手先の知人は日本酒業界の有名人だったので全幅の信頼を置いていましたが、問題の多い御仁のようなのです。言われてみれば証明する書類も無く、このことが今一番の悩みの種です。
この一ヶ月余り堺市のJAや、大阪府の流通対策室と相談させていただき結論を得ました。但しそれも今までお客様を騙していたようなことにならないか、これも悩みの種なのですが!
今後は、堺市南部の酒米「にわだに」として表記し、ブランディングできないものかと考えています。
幸いにも醸した清酒「上神谷」は、高評価を受け続けお客様からも支持を受け続けています。私の本来の目標でもある地域活性には、ある意味好都合な問題かも知れません。
前向きにとらえて、堺市南部の酒米「にわだに」で今後進ませていただいてもよろしいでしょうか?
お一人でも賛同いただければ、大阪府でも法律上問題は無いと言ってくれていますので進めてまいりたいと思います。
難しい農業上の法律など私自身も知り得ませんが、おいしいお酒ができているうえ飯米として食しても大変美味しいお米です。皆様の寛大な心でこれから先も末永く、酒米「にわだに」で醸した清酒「上神谷」を応援してください。よろしくお願いいたします。
酒好きが始めた冗談のような話が、本当の本気で取り組まねばならなくなってきました。後5年73歳ごろには、そんなことも有ったねと笑って話せるときもある(中島みゆき)になれば( ^ω^)・・・
posted by 上神谷 at 18:23| Comment(0) | 日記